花ごよみ
| 3月下旬〜5月上旬 菜の花 |
|---|
|
アブラナ科 植物学的には、「菜の花」という植物は存在しません。 「菜の花」は、 アブラナ科の植物の総称で、花びらが4枚で十文字に咲くことから十字花植物とも呼ばれています。また、菜の花の“菜”には「食用に出来る葉や茎」という意味もあるそうで、コマツ菜・白菜・キャベツ・ミブ菜(京菜)・カブ・カラシ菜・ブロッコリー・カリフラワー・葉牡丹・クレソン・大根なども菜の花の一種です。 |
| 4月上旬〜中旬 桜 |
|
バラ科 毎年、春になると、まかいの牧場では、100本の桜が一斉に花を咲かせます。桜は、 野生種と園芸品種とを含めて約300以上の種類があり、その数は、新品種の発見や交配種が作り出されたりして年々増えているそうです。 --- 「さくら」の語源には、様々な説があります --- ・古事記にも登場し、神社の祭神としてしばしば名前を耳にする ・木花開耶姫 (このはなさくやひめ) の「サクヤ」からきている ・ 麗らかに咲くという意味の「咲麗 (さきうら) 」からきている ・咲く花の総称である「咲くらむ」からきている ・さくらの「さ」は早苗、早乙女と同じく穀霊(穀物の霊)を表す接頭語で「くら」は神霊が鎮座する場所(馬の鞍と同じ「くら」)を指し「さ+くら」で、穀霊の集まる依代 (よりしろ) を表すしている昔から、桜の開花が農作業の目安の一つになっていたことを思えば、いにしえの人々が桜に実りの神が宿ると考えたとしても不思議ではないのかもしれません。 |
| 4月中旬〜6月中旬 しゃくなげ |
ツツジ科 しゃくなげは”石南花”とも書きます。字音読みでこの字を当てていますが、中国の「石南」はまったく別の木です。一般にしゃくなげとは”あまずしゃくなげ”の事を指し、高さ 1〜3m程の常緑低木で、背丈の低いようすから、 「尺なし(しゃくなし)」→「しゃくなげ」に なったとの説があります。 |
| 4月中旬〜11月上旬 | ハーブは、元来ラテン語で草本性の植物、つまり草を意味しますが、現在ではローズマリーやローレル等、木本植物であっても、一般にハーブとして扱われる物も多いく、薬用や調味用に小量使われる草もハーブと呼ばれています。又、ローズヒップ(バラの果実)の様に、植物全体としては通常ハーブには含まれないが、その実や花弁等の有用部分のみを指してハーブと呼ぶようなものもあり、一般的な植物名とは別に、ハーブ等として利用する時に使用される固有の名前を持つものも多いです。 |
| 5月上旬〜下旬 つつじ |
ツツジ科 つつじは、漢字で”躑躅”と書き、中国語で「躊躇する」を意味し、旧暦の5月に咲くつつじの事を”さつき”とも呼びます。平安時代に、中国自生の「しなれんげつつじ(羊躑躅)」が記載された本草書の渡来により、日本のつつじにあてたのが由来です。 |
| 5月下旬〜6月中旬 しょうぶ |
アヤメ科 しょうぶは、日本で改良された純国産の園芸化されたものの総称をいい、正しくは”花しょうぶ”といいます。 本当のしょうぶは、サトイモ科の植物で草状は似ていますが花は全く違います。「いずれがあやめかきつばた 」などと言いますが、あやめ・かきつばた・花しょうぶの違いをご存知でしょうか?見分けのポイントとしては、あやめは乾燥地、かきつばたは湿地に咲きます。 花しょうぶはそのどちらにも咲き、紫、ピンク、白、黄など花色が豊富です。 |
| 5月下旬〜7月中旬 あじさい |
アジサイ科 梅雨時には欠かせないあじさいですが、漢字表記に用いられる「紫陽花」は、唐の詩人白居易が別の花に名付けたもので、平安時代の学者源順がこの漢字をあてはめたことから誤って広まったと言われています。一般的に花びらと思われている部分は、ガク片に当たり、花びらは、その中央にとても小さく4〜5個見られる物です。あじさいは、 花の色が土壌の水素イオン指数|pH濃度によって様々に変化するので、「七変化」とも呼ばれています。 |
| 6月上旬〜下旬 しゃくやく |
ボタン科 「立てば芍薬、すわれば牡丹、歩く姿は百合の花」という言葉が昔からあるように、シャクヤクは、晩春から初夏にかけて、豪華で美しい花を咲かせる植物の一つです。平安時代頃に薬用として渡来しましたが、 やがて観賞用として栽培されるようになりました。異名のえびすぐさ(夷草)は、外国からきた植物の意味です。 |
| 7月中旬〜8月下旬 ひまわり |
キク科 夏の季語にも使われるひまわりですが、太陽の動きにつれて、その方向を追うように花が回るということからこの名前が付けられました。ただし、実際に太陽を追って回るのは成長段階の若い時期だけであり、つぼみが大きくなり花が形成される頃には成長が止まるため、基本的に東を向いたままほとんど動きません。 ひまわりは、 条件が良いと背丈が3メートル以上、花の直径が3.40センチもある巨大な物になるそうです。 |
| 9月上旬〜10月中旬 コスモス |
キク科 コスモスは、秋桜(あきざくら)・オオハルシャギクとも言い、秋に桃色・白・赤などの花を咲かせますが、近頃では品種改良により黄色・オレンジなどの色も作り出されています。 日本に渡来したのは、幕末といわれていますが、はっきりしているのは、明治十二(一八七九)年、東京美術学校の教師ラグーザが、イタリアから種子を持参したということです。そして、日露戦争直後から全国的に伝播していったといわれています。 |









