一生の思い出に残る体験教室は、鹿を処理するもの。
講師は、田歌舎(たうたしゃ)というアウトドアスローライフのお店をしながら、自給自足の生活を実践する藤原誉(ホマル)先生。
ホマル先生の家の周りは、近年シカが減ってきたそうです。
理由は、山のえさをシカが食い尽くしたから。 美しかった山が、はげ山になったのです。
猟師をしているホマル先生は、「シカを捕ったらすべて無駄なく生活に役立てる流通」を作り上げた、真の猟師。
そんなホマル先生が2日前にとったシカをさばく。生活の中から習得した、プロの解体処理技術を学べる機会はそうそうない。
そういった講習は今、行政関係が多いそうですが、食農教育として学生さんに対してすることもあるそうです。
中には見ていられない学生さんもいて、そういう方には藤原さんはこう言うそうです。
「解体をみていられない、食べられないのはまあ仕方がない。でも、君たちが食べている肉もすべてこれがある。
私たちの生活の裏にはこれがあることだけは、よく覚えておいてください。」
命に感謝して生活しているからこそ、自給自足を実現できるのがわかりました。
※それでも、今日はかなり強烈な写真を掲載してしまい、申し訳ございませんでした・・・・。
※午後にはキッズファームのワークショップもヌカヤお姉さんと一緒に担当しました。
※もくもくファームさんでのパソコン更新の為、「縮小専用」というカメラの写真データを軽くするプログラムがないので
写真は厳選した1枚しか載せられませんでした。